時事ネタ

【事例】後藤希友の金メダルは交換できない?法律からも無理だと判断?

名古屋市長・河村たかしさんが後藤希友選手の金メダルに噛み付いて、かなり炎上しています。

世間からは『かわいそうだから交換してあげて』、と声が集まっています。

今回は後藤希友さんの金メダルが交換できるのか過去の事例や法律などから調べていきます!




【動画】後藤希友の金メダルが噛まれる!

東京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボール日本代表。

名古屋出身の後藤希友選手は地元・名古屋に金メダルを持って河村たかし市長と対談しました。

対談自体は和やかに終わりましたが、最後の写真撮影の際に何を思ったのか首にかけた金メダルをかみ始めたのです。

その時の動画がこちら。

【動画】河村たかし市長の金メダルを噛む瞬間映像!キモいと周囲はドン引き!東京五輪にて金メダルを獲得した女子ソフトボール。 メンバーの一人の後藤希友投手は地元・名古屋に凱旋し河村たかし市長と対談をしました...

これには多くの国民から批判の声が上がりました。

その中には後藤希友選手のメダルを交換してあげてほしいという意見も。

オリンピックのメダルというものは交換できるものなのでしょうか?

過去の事例や法律などの観点から調べていきます!




後藤希友の金メダルは交換できない?

まず最初にオリンピックのメダルが交換された事例から紹介していきます。

最近では2016年のリオオリンピックのメダルがメッキが剥がれてしまい、交換した経緯がありました。

しかし、この時は渡す前に不備が見つかっていたので交換可能となりました。

今回は後藤希友選手の手に渡った後の問題です。

調べてみた結果、後藤希友選手の金メダルは交換不可能という事が組織委員によって明らかになりました。

組織委は、

「メダルの製造瑕疵(かし)があった場合のみ、組織委員会が窓口となり無償で対応する。それ以外(今回の人的行為により歯形が付いた場合など)は対象外」

引用:ヤフーニュース

やはり交換対象となるのは製造時点での不備があった物に限るようですね。

これは法律家の口からも交換不可能と言われているようです。

弁護士の意見

法的に言えば、組織委に交換を求めるのはお門違いであり、故意に噛んだ不法行為をした河村たかし市長に損害賠償すべきでしょう。

これを公務と言ってしまえば、国家賠償案件になり河村氏個人に原則的に責任を問えなくなるが、あれが公務と言えるかは甚だ疑問です。

あくまでも組織委員に交換を求めるのは無理で、河村たかし市長を訴えるべきとの意見のようですね。

しかし、問題はメダルの交換ができるかどうかであり賠償金を貰ってもしょうがないのではないでしょうか。

後藤希友選手には少し気の毒ですが、金メダルの交換は不可能のようですね。